ブックコレクション7月に登場!

おはようございます!
大阪大学では、教員の方々とサークルの学生たちが書評対決をしているのはご存じですか?
そう!ブックコレクションです!この度大阪大学夏まつり実行委員会が、2016年度7月のブックコレクションに参加しました!
こちらが宣伝動画です!YouTubeだけでなく、大阪大学の学食等に設置されているディスプレイでもブックコレクションの動画が流れているので是非チェックしてください!
ブックコレクションにて紹介された書籍は、阪大生協の本屋さんにブースが用意されている他に、豊中の総合図書館にもブースがございます!
今回夏まつり実行委員会の対戦相手をしていただいたのは、歯学部の泉井秀介先生です!スパイス研究家でもあるそうで、今回のブックコレクションでもインドのエッセイ本を紹介されています。
対する夏まつり実行委員会は、谷崎潤一郎の「痴人の愛」や村上春樹の旅行エッセイなど、皆さんも一度は聞いたことのある作家さんの本を紹介しています!これを期に、読書を始めてみませんか?

<学生団体>今月のおすすめ本(大阪大学生活協同組合/COOP net.)

(1)『楽園のカンヴァス』 原田マハ 著  「アートを理解する、ということは、この世界を理解すること。アートを愛する、ということは、この世界を愛する、ということ」MoMAのキュレーターであるティムブラウンと、美術研究者である早川織絵の二人は、スイス人コレクターの大邸宅に招かれ、アンリー・ルソーの名作「夢」の真贋判定をすることに。期限は七日間、手ががりは絵画に関する古書。巨匠アンリー・ルソー研究の世界的権威である両者が名画の謎を徐々に紐解いていくというアート・ミステリー。彼らの周りの様々な思惑が複雑に絡まり合うものの、物語の最後にうまく解れていくところもまた見どころ。  この作品は、優れたミステリーとしての一面もあるが、同時に、前衛芸術が登場した時代の一部分を切り取り、美とは何か、芸術とは何か、といった根本的な問いを打ち立て、読者に対して投げかけている。一度でも美術作品の虜になった経験のある人には、ぜひ読んで考えてみてほしい。【評:外国語学部3年 市吉隆浩) 】(2)『痴人の愛』 谷崎潤一郎 著  この本は、「どんどん我儘になってゆく女の子とその子に惹かれる男の話」である。真面目な公務員譲治が、自分好みの女性を育て自分の妻にするため、ナオミをひきとり、養育していく。しかし甘やかしすぎたせいか、ナオミはどんどん我儘になり、譲治の心を苦しめる。 ?  譲治がナオミちゃんに振り回されっぱなしなところは、読んでいて、「男ってそういうところあるよなあ」とつい笑ってしまう。しかしこの本の魅力はそれだけでない。この本には対人関係における、「生存戦略」とでもいえるものがいくらか描かれている。わざと負けてあげているとだんだん本当に勝てなくなる、という場面には、なるほど、と唸ってしまった。 ?  楽しかったナオミと譲治の生活は、ナオミの奔放ぶりによってどんどんドロドロしたものになっていく。女の怖さと男の愚かさを実感するとともに「俺もナオミちゃんに振り回されたい!」と、ナオミちゃんに惹かれることまちがいなしだ。【評:文学部2年 長坂壽太郎】(3)『辺境・近境』 村上春樹 著  本作は旅行エッセイであり、現地について村上春樹の目を通し感じられたこ

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